気付いた時にはしゃべっていた。 猛然と相手を説き伏せるかのごとく。 「これはこうで、あれはこうで・・・」 目上の方に向かって。
まぎれもなく自分がしゃべっているのに、波動整体に出会う 前の自分を客観的に見ているような感覚に襲われた。
「これは僕じゃない!!!」
何度も途中でそう思った。 止まらない。 「癒しとは人の前に立つものじゃありませんよ」 そんな先生の声が聞こえて来そうだった。
でも実際に聞こえてきたのは、 「ちゃんとわかるように説明してくれ」 という冷徹な言葉だった。 その言葉を言われて、始めてしゃべるのを止めることが出来た。
人の前に立っていては伝えたいことも伝わりません。 見事です。
くれぐれも「これは僕じゃない!」を使うときは、 ゆとりを持ってジョークとして使おうと真剣に思った。
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